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- 上京と転職を成功させよう!ミスマッチを防ぐ職探し Vol.13
「東京の会社に転職したい!」と思い、考えなしに上京しても仕事探しはうまくいきません。転職活動をしているうちに資金がなくなり、結局バイト続きの日々、もうあきらめて田舎に帰る…、そんなことにもなりかねません。
今回は、上京を前提とした転職を短期間で成功させるポイントをご紹介します。スキルアップや可能性を広げるためにも、ぜひ参考にしてください。
上京前・後で違う転職活動の進め方
転職活動の進め方は、上京前と上京後で少し異なります。もしこれから転職をスタートさせる場合は、以下を参考に面接を組んで、転職資金をやりくりしましょう。
上京前に転職先を決める場合
複数の面接を同じ日にまとめると、交通費や宿泊費を大幅に減らすことができます。企業によってはスカイプなどを使って遠隔で面接を実施するケースもあるので、交通費を節約したい場合は遠隔で面接可能な企業を探してみるのもひとつの手です。
上京後に転職先を決める場合
基本的にどんな企業でも面接は2~3回行われるので、転職が決まるまでは2~3ヵ月かかります。そのあいだはアルバイトなどで資金を稼ぐのもよいでしょう。あまり長引かせるのも問題なので「3ヵ月以内に決める!」という強い意志を持つことが大切です。
希望期間内に転職できたとしても、最初の給与振り込みまでは日が空くので、就活段階でその点を考慮した余裕のある資金のやりくりも必要です。
すでに就業中の人は心身の負担を考え計画的に休みを取りながら転職活動をおこなってください。
上京理由を明らかにし自己分析する
上京で就職を成功させるには「ただなんとなく」ではなく、明確な理由と意志を持って就活に臨むことが重要です。
上京理由を明確に
地方から上京しての就職となると、面接時に企業から「なぜ東京へ?」と聞かれる可能性が高いです。そこでうろたえてしまうと採用担当者に悪い印象を与えてしまいます。
そこで「なぜ自分は東京に行くのか?」「東京でなければならない理由は何か?」といったことを事前にまとめておきましょう。
希望する職種である、事業内容や展望を見てここで仕事がしたいと思った、など、東京だからこその理由を明確にしましょう。その強い気持ちと意志、熱量を面接時に語ることで、採用担当者によい印象を与えることができます。
自分の経験・スキルを見つめ直す
自分の持っているスキルは何か、自分の経験を生かせる職種は何か、こうしたことを改めて見つめなおすことも大切です。そのうえで自分のキャリアプランを立て、それを実現できそうな会社を探し出します。
同時に、自分の経験やスキルをどう活かせるのか、自分には何ができるかを言葉で表現できるよう、事前に準備しておきましょう。
20代の転職活動のポイント
「やる気・意欲」をアピール
20代はまだ若手であるため、スキル・経験よりも「やる気」「本人の熱量」を重視する企業も多いです。そのため、本人のやる気の強さ、その企業への志望理由や熱量の高さが内定の決め手になることもあるので、「やる気・意欲」のアピールは非常に重要なポイントです。
企業研究・業界研究を万全に
単に「頑張ります!」「やる気十分です!」というやる気のアピールは誰でもできます。そこで、面接を行う企業の事前研究、業界研究を徹底的に行い、面接時ですらすらと答えられるようにしておくことが大切です。
自分はなぜこの会社を選ぶ必要があったのか…、その点を細かく、かつ熱量を持って語れるなら、内定の可能性もぐっと高まるでしょう。
30代の転職活動のポイント
30代となるとある程度スキルを求められるため、若手と比べて勢い・やる気といったポテンシャルのアピールだけでは難しいです。今までの経験・実績・スキルといった面をできるだけ前面に出して、どのくらいの期間でどの程度成果を出したかなど、具体的な取り組みを説明して即戦力であることをアピールしてください。
ただ、経験や実績が企業の求める人材とミスマッチを起こしていては意味がないので、自身の能力がしっかりと活かせる分野や企業に狙いを定めるのがポイントです。
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まとめ
上京を兼ねる転職は、地方の暮らしと仕事に慣れた方にとっては人生の大きな分岐点でしょう。今後のキャリアにも大きく響いてくる決断になるので、企業とのミスマッチを防いでスキルアップを見こめる職種に転職できるよう自己分析や企業調査は必須です。東京での新生活を良いものにするためにも、ぜひ転職を成功させてください。
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