上京したいけど年齢的に心配?世代ごとのメリットやリスク Vol.3

“上京”というと、18~20代前半が進学や就職を期に都心へ移り住むイメージが強いでしょう。しかし、状況によって30代以降でも上京後のメリットはあります。今回は、上京する年齢に応じたメリットやリスクを紹介します。「もう上京するには遅い」「まだ迷っている」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

上京は20代のうちがおすすめ

20代であればまだ独身世代も多いので、フットワークが軽く動きやすいです。若いうちに早めに行動することで選択肢の幅が広く、より自分の思い描く道につなげられるでしょう。

生活面:地方にはない刺激と可能性を見つけられる

東京は日本の首都ということもあり、さまざまな情報やモノであふれています。ユニークなイベントや新商品の展示、斬新なプロモーションなどが都内各地で行われ、地方ではできない体験やたくさんの刺激を受けられるでしょう。

また、社会人サークルやカルチャー教室など出会いの場は多く、普段関わりのない職種の人や世代の人とコミュニケーションできる場があります。仕事のみならずプライベートの過ごし方において選択肢が増えるので、充実した毎日を送れます。

仕事面:未経験でも比較的採用されやすい

都心には数多くの企業があります。地方ではあまり見かけない職種の採用枠があり、未経験歓迎や学歴不問で募集していることも多いです。そのため、新しい職種への転職やスキルアップとして、25歳以降で地方から上京するケースも少なくありません。

個人に与えられているチャンスが多いので、地方では諦めていた職種でも、都心でチャレンジできるでしょう。

20代で「上京」した方が良い5つの理由

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30代での上京は?

30代の独身者は、スキルアップのために転職をして地方から上京することが多いです。都心ではスキルアップのための勉強会やセミナーなどのイベントも多く、やる気があれば自分の能力を最大限に伸ばすことができます。

また、30代の方は20代で培った経験を生かすことができ、まだ現場で働くことも多い年代であるため、会社の即戦力として採用されやすいです。

しかし未経験の職種にチャレンジする場合は、転職が厳しくなる可能性も高まります。地方から都内の企業に転職を考える場合は、ある程度のスキルや手に職を持った状態が安心でしょう。

また、既婚者である場合は、家庭を持つ責任やさまざまな費用や手続きがかかることから動きにくく、独身者よりも上京がしづらいと考えられます。

家族全員の生活が変わるため、フットワークが軽く動けるという方は少ないと言えます。自分だけの考えだけでなく、家族の同意も必要です。そして場合によっては、例え上京ができたとしても、都心部のような家賃が高いところへの転居は難しいといえるでしょう。

【30代40代で「上京」した方が良い5つの理由】

40代での上京は?

40代で地方から上京する方は、主に転勤という理由が多いです。20代、30代と比べて生活の基盤が作られているので、長年住んでいた地を離れていきなり上京する方は少ないかもしれません。

また、40代であると一般的には子育て世代であり、ある程度の役職に就いている方も多いでしょう。勤続年数が長ければ年収も高く、わざわざ今の役職や仕事を手放すことはないと考えられます。

子どもがいる家庭は、まだ中学生~高校生である場合が多いので、学費や生活費もかかります。当面養うことを考えると、転職がリスクになる可能性もあるのです。
もしこのような場合で、転職を考えるのであれば家族の理解や高いスキルがないと難しくなるでしょう。

まとめ

年齢が上がると経歴が問われ、家族としての責任も伴います。30代~40代は次第にフットワークが重くなってきますが、上京によってスキルアップや高い年収が見込める場合は、計画的に実行していくことをおすすめします。

また、20代の人は、自分の可能性を広げるチャンスになるので、できるだけ早く上京して経験を積んでみるのもいいでしょう。

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