【見る・探す・体験する】移住促進を目的としたイベントや情報施設 Vol.14

地域創生のため移住を促進している地方は多くあり、地域の魅力を発信すべく積極的にPR活動を行っています。今回は、都内にある移住希望者向けの施設や、地域の自治体が行っている移住促進のイベントなどをご紹介します。
移住を検討しているものの、どのような手段で情報収集したらよいかわからない人は、参考にしてみてください。

移住を促進する施設情報

移住を希望する人のために、東京都内でも情報を集められる施設があります。どのような施設があるのか、いくつかご紹介します。

「移住促進センター」

有楽町駅からほど近い場所に位置する「移住促進センター」。安心して暮らせる地域作りに取り組む自治体を紹介している施設です。首都圏在住の移住希望者と、地方自治体をつなぐ取り組みをしています。

移住希望者には自治体展示ブースでの情報閲覧、相談員への相談、体験ツアー申し込みなどが行えます。センターのホームページもあるので、サイト上でも移住者受け入れ希望の自治体の情報が閲覧できます。また、新しい住民を受け入れたいという希望がある自治体に向けても窓口を設置している施設です。

移住促進センター

「移住・交流情報ガーデン」

東京駅・日本橋駅・京橋駅からアクセスできる「移住・交流情報ガーデン」は、イベント・セミナースペースもあり、各地域に関する資料の閲覧も可能です。情報検索コーナーにはパソコンが設置されており、施設と連携した「全国移住ナビ」というサイトを通して地方の情報を閲覧できます。

「全国移住ナビ」は、移住を受け入れている地方の仕事・生活環境・住まいの情報を閲。特産品・観光情報・体験談などさまざまな情報を提供しているサイトです。いつどのような移住関連イベントがあるかも告知されるため、興味のあるイベントを一か所でチェックできます。もし興味のあるイベントがあれば行ってみましょう。

移住・交流情報ガーデン
全国移住ナビ

「移住イベント」による促進も活発

各地域でイベントも開催されており、移住希望者への情報提供や体験ツアーも活発に行われています。どんな移住イベントが開催されてきたか、過去に行われた事例をご紹介します。

井戸端会議in東京~岐阜県・三重県・滋賀県・京都府・和歌山県~

東海地方が参加する、合同移住交流イベントです。相談会、移住座談会、オモシロ仕事情報、パッケージプランによる体験移住が提供されました。

U・Iターン応援フェア@KitaQフェス in TOKYO

北九州で勤務希望の方を対象としたイベントです。北九州の企業が出展し、PRブース、U・Iターン応援交流会、個別面談、会社説明会を設けました。北九州で働くことに興味があるなら、誰でも参加可能というオープンなスタイルで、移住や地域について座談会が行われました。

東北U・Iターン大相談会

東北6県が参加しており、東北でU・Iターン希望の方にピッタリなイベントです。東北での暮らしについて相談するコーナーや、東北での暮らしの魅力を発進するトークセッション。仕事相談はもちろん、先輩移住者のリアルな声が聞ける交流コーナーも設けられました。

体験・ツアーで理解も深められる

地方への移住体験も各自治体が積極的に行っています。地方への移住を考えると、どんな地域であり、どんな人が住んでいるのか気になるところ。情報を集めるのはもちろん、実際に住むことで、土地柄や気候、住環境などが具体的にわかります。過去行われた体験ツアーについてほんの一例をご紹介します。

南房総市移住体験ツアー

パッケージ型となっており、土日2日間のツアー日程が組まれています。参加費は有料となっており、大学生以上の方が対象。地元のスーパーや仕事現場の見学に加え、移住者の話も聞けるなど地域のリアルな声や雰囲気を感じ取れるツアー内容です。

1泊2日となっており、1日宿泊、最終日には伝統工芸の体験もできるなど、少し観光気分で参加できるタイプです。

上賀茂・田舎暮らし体験住宅

移住を検討する方向けの体験ツアーで、1泊から1週間程度まで宿泊体験できます。宿泊場所として古民家が提供されており、最大で30日間宿泊可能。1日に付き数千円の宿泊費がかかりますが、宿泊できる古民家や対象となる地域は複数あり、それぞれ1日の宿泊費が違います。
住環境を重視する方にとっては、このようにじっくり住める体験ツアーがいいでしょう。

移住の体験ツアーについてはこちらで詳しくご紹介しています。

まとめ

移住に関する情報は、地域の魅力以外にも具体的な移住補助・支援。定住を見据えた住宅支援や補助金など多くあります。自治体はさまざまな移住促進のPRを行っているので、地域情報を一か所にまとめた施設を訪ねたり、移住イベントに参加したり、時間があれば移住体験をすることをおすすめします。

▼他にも移住に関する記事を配信しています。
移住地の補助や支援についてはこちら。
仕事を変えずに田舎暮らしを始めたい人はこちらの記事をどうぞ。


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