移住ツアーはどんなものがある?田舎暮らしを体験してみよう

地方移住を検討しているものの、新しい土地での暮らしという点で知識や理解が足りず、移住後に不満を持ってしまう場合があります。

そのため、移住支援を行う自治体では、より地域を理解してもらうために実際にその地域に住んでもらう「短期移住ツアー」や「農業体験ツアー」を実施。今回は、田舎暮らし体験ができるツアーや種類についてご紹介します。

移住希望のためのお試しツアーとは

都市部から地方への移住は、住環境の変化が大きいことが予想されるので、「後悔はしたくない」と思われている人も多いでしょう。そういった人たちにおすすめなのが田舎暮らしの「お試し体験ツアー」です。

地域の人との交流、交通の便、想像している生活スタイルは送れそうかなどを肌で感じ、具体的に検討していくことができます。地方移住で失敗しないためにも、一度その田舎をめぐるツアーに参加することは有意義な時間になるはずです。

仕事も体験できる就農ツアー

各地域では実際に農業・体験ができるツアーが実施されています。

週末の休日だけを利用するタイプが多いので、仕事をしながら本格的な農業体験が行えるだけでなく、その地域でどのような農業が盛んで、住民がどのように生計を立てているかも知ることができます。

また、夏野菜や秋野菜の収穫体験や定植作業。米作り、魚や牛の飼育といった本格的な体験から、その地域で有名な商品、地元品などを知ることもでき、職種選定のヒントになるでしょう。

地域によっては農業や漁業だけでなく、観光、福祉も兼ねたツアー体験もあり、仕事面だけでない現地の良さに触れられます。

実際に住んでみる!短期お試し住み

週末体験ではなく、短期間その地域に住んでみるツアーもあります。試しに住んでみるということから「試住」という言葉も近年よく使われるようになりました。短期間ではありますが、しばらくその地域で生活するので、田舎暮らしを疑似体験することが可能です。

試し住みツアーは3日ほどの短い期間のものもあれば、数週間の比較的長めの期間のものもあります。ツアーによっては、自分の都合に合わせて試し住み期間を決めることもできます。

試住できる住居はどんなもの?

実際に住む住居についてですが、ツアー先が用意した住居に2~3人で住むタイプのものや、多めの人数でルームシェアするタイプのものなど種類はさまざま。

基本的に生活に必要な電化製品や家具はそろっているので荷物も少なく試住ができますし、賃貸契約もないので気軽に参加できます。

また、空き物件を利用して数週間・数ヵ月住んでみて居心地を確かめたあとに実際に賃貸契約を行うという形もあります。これは「物件試住」と呼ばれるものですが、地域によっては空き物件を活用した試住とその後の契約を後押しするサービスもあります。

ユニークなツアーも試してみよう

地方移住をすすめる各自治体では、かなりユニークな誘致ツアーを実施しているところもあります。参考までに、いくつかご紹介しましょう。

地域をより深く知るツアー

北国の移住ツアーでは「四季の体験」をテーマに、春は田植え・種まき、夏は収穫・川遊び、秋は稲刈り、冬は厳しい気候に向き合うための雪山歩きや除雪作業と、四季折々の特性を組み込んだツアーがあります。

さらに花火、工場見学、伝統工芸品の製作体験、地元グルメ体験、お祭り参加など、その地域ならではの風情と特色を体験できます。

子育て世代に向けたツアー

また、地域の特色だけでなく「子育て世代」に焦点を当てたツアーもあります。

例えば、子育て真っ最中や出産予定のある人に参加してもらい、その地域での暮らし方や子育て支援住宅の住み心地などを体験・評価するツアーです。

ほかにもUターン移住して農家になった人の家に一緒に住むツアーや、古民家で悠々自適に生活するツアーまで、試住ツアーは各地域によって多種多様です。

移住を真剣に考えている人にとっては、判断材料の情報が増える良い機会になるでしょう。

まとめ

地方移住にはメリットだけでなく当然デメリットもあります。しかし、都会での暮らしに疲れた人や、子どもを育てるという点で心配がある人にとって、支援が充実している地方への移住は将来的に安定を手に入れられるかもしれません。

将来的に移住を検討している場合は、ツアーに参加して住み心地を体験してみてはいかがでしょうか。