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- 【押し切る?】上京への反対に打ち勝つ説得方法や手段 Vol.2
自分の将来を考えて、進学や就職をきっかけに上京を決断する人は多いもの。子どもの決断に対して、親は喜んで送り出してくれると思いきや、猛反対により上京が難しくなったケースも多いでしょう。
しかし、価値観や視野、仕事の可能性を広げられる上京は、なんとしても成し遂げたいですよね。今回は、親側の心理や適切な説得方法などを紹介します。
なぜ親は上京に反対するのか
お金の心配
親が子どもの上京を反対する理由に多いのは、金銭面な問題です。上京にかかる引っ越し費用はもちろん、毎月の光熱費や家賃など決まった額を一人で支払えるのかという不安があるのです。
とくに現在実家住みで、お金の使い方に難があると見られていれば、反対する気持ちを一層高めている可能性があります。
犯罪に巻き込まれないかの心配
都内は人口が密集しているため、犯罪発生率も高いです。地域によっては治安が悪く、犯罪や事故に巻き込まれやすいので、子どもを持つ親として心配するのは当然でしょう。
また、親の目が届かないところで、事件・事故に巻き込まれたときの対応がきちんとできるのか、という心配もあります。
とくに女性の場合、通勤・通学の際に事件に巻き込まれる可能性が高いので、住居のセキュリティや自衛できるかがポイントになりそうです。
子離れできていない
明確な理由もなく上京を反対している場合には、親自身が子離れできていないケースがあります。
親にとっては、いくつになっても自分の子どもはかわいいものです。子どもの意見を尊重するよりも親自身の意見や希望を押しつける、または子どもとの距離が近すぎて子どもの自立性を認められていない親に多い傾向があります。
説得方法
親に上京を反対されるのは、説得するうえで筋が通っていない、目的が明確でないために反対されているかもしれません。本当に上京したいのであれば、きちんと親を説得できるよう、なぜ反対されるのか考え、その理由にあった説得材料を用意する必要があります。
学業/就職の目的を明らかにする
学業や就職が理由の場合、自分の人生設計を明確にしたうえで両親と話し合いをし、どうしても上京することが必要だということを重点に説得しましょう。
必要な資格を取るための大学や専門学校が都内にあるから。求人が都内に集中しているから、ときちんとロジックを立てて説明しましょう。子どものことは心配でも、将来の可能性を潰すようなことはしたくないはずです。
期限を設ける
夢を追いかけて上京する場合、両親と話をする際に「上京して〇年後までに成果がでなければ地元に戻る」というかたちで、期限を設けて上京するという方法もあります。
一般企業ではなくミュージシャンやアーティストなど、個人の才能が左右されるような芸能・芸術系の仕事に就きたい場合にこの方法は有効なことが多いです。
あらかじめ味方を作る
説得したものの親が了承してくれない場合は、友人や学校の先生、兄弟や祖父母といった身近な人を味方につけるとスムーズに話が進むかもしれません。
味方になってくれた人から説得してもらい、根回しすることで親の理解を得ることができるでしょう。
押し切る方法も
親から反対されているものの「今しかない!」と意思が固い場合は、最終手段として行動に移してしまうのもひとつの手かもしれません。
親に秘密で必要な手続きを行い、事後報告する形をとってしまえば、親も諦めて上京を白紙にしづらくなるでしょう。
ただし反対を押し切って上京するため、その後親との関係がぎくしゃくしてしまう可能性があります。また、上京後は何らかの問題で実家に頼ることも考えられるので、できるだけ親を説得してから上京したほうが賢明です。
押し切りたい気持ちを一旦落ち着かせて、親を納得させられるよう目的や上京後の生活をよく考えて説明できるようにしましょう。
まとめ
親としては、子どもが遠くへ行ってしまうことは心配なものです。生活は維持できているのか、犯罪に巻き込まれていないかなど、親心は複雑でしょう。上京後は、定期的に連絡する、実家に帰ることをして安心させてあげる努力も必要かもしれません。
まずは、きちんと説得して上京という夢を叶えましょう。
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