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- 【体験談!】地方に移住して実際どう?人生の充実度をリサーチ Vol.12
東京から離れた地方に移住するときは、ライフスタイルや職がガラッと変わるため、事前リサーチやシミュレーションを行う人は多いです。でも、やはりそれだけではわかりにくく、不安という人も少ないくでしょう。今回は東京から地方に移住した先輩のリアルな声を集めました。移住までの行動や移住後の感想をぜひ参考にしてみてください。
事前リサーチは徹底!まみさんのケース
- まみさん(女性)
- 移住時の年齢:38歳
- 現在の年齢:41歳
- 移住先:群馬県
40代の主婦です。東京から群馬県に3年前に移住しました。
ずっと東京や海外で働いていましたが、結婚妊娠を機に退職し専業主婦に。
子どもが2人目になり、これからの教育や生活を考えたとき、東京はあまりにも人が多く競争社会で、夫の仕事も忙しく家族の時間が十分取れないと感じ移住を決心しました。
国内外を徹底リサーチ
移住までの一年間はひたすら情報収集の日々でした。国内はもちろん海外移住もアリかと思いヨーロッパやアジアにも行きました。
結果、総合的にみて群馬県が子育てや私たちが求める住みやすさに近いかなと思い、移住してきてもうすぐ3年が経ちます。
移住後はプライベートが充実
地方の仕事は選択肢が少ないので、東京でバリバリ働いていた私にとっては経験を活かす仕事がなかなか見つからず、職探しは苦戦しました。
でも、週末は公園でサッカー、庭での焚き火など東京では味わえないアウトドアが常に楽しめる環境にあり、夫は夕方6時半に帰宅し子どもたちと一緒にお風呂に入ってくれるので、移住には満足しています。
移住してから時々「結局、ないものねだりなんだなあ」と自分を見つめる日々でもあります。
【ほぼ無計画】とりあえず住む!ゆりさんのケース
- ゆりさん(女性)
- 移住時の年齢:34歳
- 現在の年齢:39歳
- 移住先:長野県
東京から長野県の山間の町に移住して、あっという間に5年が経ちました。
もともと緑の多い環境が好きで、以前から「いつか田舎で生活してみたい」という漠然とした憧れがありました。
しかし、東京での仕事や生活に対するストレスを感じるようになり、本気で田舎暮らしをしたいと思い立ち、ほぼ無計画な状況のまま短期間で移住を実行しました。
女ひとり移住の不安…
私の場合、女一人での移住だったので、雪山の運転や寒さの厳しい冬を乗り切れるのか不安がありました。
そこで、移住前に小さな一軒家を借り、仕事の休みのたびに長野に滞在し、周辺のリサーチと、生活のシミュレーションをしました。
買い物施設や病院、仕事がありそうなふもとの町までの距離や時間など。冬の寒さや対策については、貸家でお世話になった不動産屋さんや近所の方がいろいろ教えてくれました。
一軒家に住み始めてからは想像よりも生活は問題なさそうだった事と、住みたい場所なら何とか適応できるだろう!という、かなりザックリした感じでそのまま田舎生活をスタート。
心強い周りのサポート
私が移住した地域は古い集落ですが、すでに移住者も多かったこともあるのか温かく受け入れてもらえました。
近所の人から野菜や手料理をもらうことが多く、また移住者同士のつながりや情報交換もでき、一人暮らしでも心強いです。
ただ、人とのつながりが非常に濃いので隣近所の人はこちらの行動をしっかり見ています。人間関係がわずらわしいタイプの人は、田舎暮らしは向かないかもしれません。
東京の生活に疲れて…。ただしさんのケース
- ただしさん(男性)
- 移住時の年齢:28歳
- 現在の年齢:30歳
- 移住先:山梨県
都会での生活に疲れてしまい、毎日都内まで片道1時間半かけて満員電車に乗るのも本当にストレスになっていました。
また、仕事自体も、今後どうしていこうかと考えていたときに、無理をして都会で働かなくても良いのではと考えるようになり、それなら思い切って地方に移住をしようということになったのです。
同居していた両親が先に地方へ移住し充実した生活を送っているところもみていたのも移住理由として大きかったと思います。
生活リズムの安定
まず、大きく変わったことは、日々の生活リズムが穏やかになったということです。通勤時間が減り、プライベートの時間が増え、その時間を有効に自分のために使えるようになりました。
さらに良い変化としては、身体が健康になり、ストレスも溜めにくくなりました。周囲が自然環境に恵まれているので、空気も美味しく、さらに水や地元野菜も抜群に美味しく、旬の食材を使って食事を作るのが本当に楽しくなりました。
交友関係も広がった
また、夜間も車の騒音等もないので、深い眠りを得ることができます。生活全体として、以前より質が上がり、人生に対しての満足度が上がりました。
都会にいる友人も旅行がてら自宅に遊びにくる機会も増え、移住前より、多くの友人と会えるようになりました。さらに移住先では、同じく移住組の人も結構おり、またそういう方々は魅力的な方が多く、交友関係も広がりました。
まとめ
皆さん移住を決めてから短期間でもじっくりリサーチしていることがわかります。住んでから後悔しないよう、「試住」や「移住ツアー」を体験するか、学校や病院などインフラや商業施設の充実度をチェックしておくと良いでしょう。
▼移住ツアーやフェアなど、ほかにもさまざまなコラムを公開しています。
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