【体験談】移住+転職は覚悟と準備があれば大丈夫!

移住地での転職を考えているものの、職業の選択肢が狭い地方で成功するか、気になる人も多いでしょう。今回は、実際に移住とともに転職をした方を3人ピックアップして移住後の職探しやその後の生活を聞いてみました。移住の検討要素として参考にしてみてください。

広告業界から就農!Aさんのケース

  • Aさん
  • 性別:男性
  • 移住(転職)時の年齢:33歳
  • 現在の年齢:37歳
  • 移住先:鳥取県
  • 移住前の仕事:広告業
  • 移住後の仕事:農業

<転職・移住の時期・理由>
私は、2014年に東京での会社員(広告業)から、鳥取での農業者へと移住・転職しました。

以前から大都会の人ごみや満員電車は肌に合わないと感じていたことや、人手不足と言われている農業へ関わりたく移住と転職をしました。

5年目に感じていること

米農家になり5年ほど経ちましたが、就農が成功か失敗かを決めるのは難しいなと感じています。農業は、高級路線を取らない限りは経済的な見返りが望みにくい、設備産業のような側面があります。(機械への投資が大きいが、作物自体の単価はさほど高く無いため)

また、天候や社会情勢に影響を受ける不安定な業種ですので、なかなか難しいところです。立ち上げの時こそ苦労しましたが、慣れるにつれて時間の使い方はゆったりとしてきたと思います。

移住・転職のメリットとデメリット

地域の方は優しく、最近急に、自分の提案を前向きに聞いてくれたり、あちこちから良いお話を持ってきてもらったりするようになって、信頼されだすとこういうことになるのか、と実感しています。

デメリットは農業自体が、作物と向き合いますので、生育期間中は、まとまった休みを取ることができません。対照的に、メリットですが、自己責任において、個人事業主のように自由に休憩や休日を作ることができます。

友人と同じ土日に休みが取れる保証が無い一方で、混雑しない平日を狙って出かけることも可能です。オンとオフという概念が曖昧になりますが「仕事とそれ以外」という区別をつけずに、すべてを「生活」「人生」というような捉え方をできれば、メリットの方が大きいのではないかと思います。

賃金格差にびっくり!? Yさんのケース

  • Yさん
  • 性別:女性
  • 転職時の年齢:40代後半
  • 現在の年齢:50代
  • 移住先:長野県
  • 移住前の仕事:不動産営業
  • 移住後の仕事:建設会社営業

発作的に移住

首都圏の不動産営業としてそこそこの収入を得ていたものの、都会の生活やハードな仕事にウンザリしていました。そんな時期に、たまたまインターネットで見つけた田舎の貸し家と周囲の環境に一目惚れし、東京での仕事をキッパリ辞め、なかば発作的に移住を決行。

収入減!でも働きやすい

移住してすぐにハローワークに駆け込み、仕事探しを始めました。移住先エリアのだいたいの給与相場は調べてはいましたが、どの企業も驚きの低賃金に絶句!ですが、ある程度覚悟していたので、転職活動は順調に進みラッキーなことに、すぐに地元の建設会社の営業として就職することができました。

転職した会社は残業もなく家族的な雰囲気で、ゆったりした気分で仕事ができました。営業という仕事柄、さまざまな企業の方に会う機会がありましたが、地域柄なのか、仕事も人生もゆったり愉しんでいる人が多いように思います。
一般的に、首都圏より残業が少ない傾向にあり、時間に余裕が持てることが大きな要因ではないかと思います。

現在はフリーランスに

その後建設会社では売上げによってインセンティブがもらえることもあり、入社2年過ぎには当初の2倍近くの収入になり、結果オーライという感じでした。

建設会社には3年間お世話になり、その後は目標だったフリーランスとして在宅でライティングとイラストの仕事をしています。

東京に住んでいる時には考えつかなかった新しい「働き方」や「生活」を発見できたり、めぐり会ったりできる。それが移住生活の醍醐味のような気がします。

やりがいのある看護ができる。Nさんのケース

  • Nさん
  • 性別:女性
  • 転職時の年齢:32歳
  • 現在の年齢:35歳
  • 移住先:埼玉県
  • 移住前の仕事:看護師 都内内科クリニック勤務
  • 移住後の仕事:看護師 訪問看護ステーション勤務

昇給が見込めず…

移住転職前は、都内のクリニックに勤務していましたが、仕事から帰ってもプライベートを充実させる時間はありません。

このまま続けても多くの昇給が望めないこともあり、今よりも精神的に豊かな生活を送りたい気持ちと、自然の中で生活することへの憧れがあったので移住・転職をしました。

資格持ちのためすんなり転職成功

地方への転職は、看護師という専門職のおかけで就職活動に困らず、訪問看護の職に就くことができました。

都会と異なり一緒に働く同僚も温厚な方が多く、人間関係で悩むことも多くなく、のびのびと働くことができます。地方には訪問看護施設が少ないということもあり、地元の人からは感謝されながら仕事ができ、やりがいも以前より多く感じるようになりました。

給与も、大卒看護師は移住先にはあまりおらず、その分の資格手当が出るなどして、給与は大体同じ位か、勤務時間数によっては全体として10%ほど増えました。

デメリットとしては、仕事上での最新状況がつかめず、世間の一般的な仕事の状況から取り残されないよう、自ら積極的に学会等に参加して、自己研鑽がより必要になってくるということがあるところぐらいに思います。

まとめ

移住後の苦労は多少あるものの、移住と転職をしてその後の生活基盤をかためられているようです。移住を検討されている方は、資格や就農補助を活かして転職活動を進めてみてください。

▼自治体により移住補助がでるケースがあります。以下コラムでも紹介していますのでぜひご覧ください。
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